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トマトとジャガイモを、アメリカ料理に浸透させた大統領
猛毒の食べ物?
トマトとジャガイモ
南米発祥のトマトとジャガイモですが、北米に知られるようになった当初は、「毒がある」といって食べられていませんでした。
実際に、未熟な青いトマトには「トマチン」が、ジャガイモの芽や、緑色になった皮の部分には「ソラニン」や「チャコニン」といった天然毒素が含まれています。
「トマチン」は、摂取後体外に排出されるので一度に大量摂取しない限りあまり心配ありませんし、ジャガイモの芽や緑の皮の部分は除けばよいので、現代ではポピュラーな野菜ですが、18世紀後半のアメリカでは状況が違っていました。
とくにトマトは猛毒とされ、男性は勇気の証拠としてそれを公衆の場で食べてみせたり、見ていた女性が気を失ってしまうこともあったようです。
毒があるものとして恐れられていたこのトマトとジャガイモを、人々の前で食べてみせたのが第3代大統領のトーマス・ジェファーソンであると言われています。
トーマス・ジェファーソン
アメリカ合衆国の第3代大統領であるトーマス・ジェファーソンは、1785年から1789年までの駐フランス公使の任期中、パリで出会った様々な料理のレシピを集め、アメリカに持ち帰って広めました。
つまりトマトとジャガイモは、レシピとしてアメリカ大陸へと逆輸入されたのです。
ジェファーソン大統領が美味しそうに食べ、さらには客へも提供することで、一気にアメリカ料理に浸透していったといいます。
実際、1802年に「フランス風のポテト」というメニューがホワイトハウスの夕食に登場したそうですよ。
今では「フライドポテト」と「トマトケチャップ」という組み合わせはアメリカ料理の定番といってもいいかもしれません。
ジャガイモ素材と
トマトベースのソース
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